ドイツ・ベルリンで体験した「オーガニックな食卓」後編

ドイツブランドのオーガニックコスメでは、医薬品メーカーが開発した「ドクター・ハウシュカ」や、創始者が3歳の時に負った頬の傷跡が薬草クリームによって治癒したことをきっかけに誕生した「マルティナ」、自然原料だけで化粧品をつくりたいと、化粧品プロデューサーが設立した「ヴェリマ」が人気です。

 

左から・アーモンドの甘い香りに包まれるバスオイル。ドクターハウシュカ アーモンドバスエッセンス 100ml 3,000円/トゥルーネイチャー ローズの蒸留水にメリッサやアロエなどを配合。ヴェリマ ローズローション 100ml 4,000円/ケーツー・インターナショナル 創始者が使った薬草クリームのレシピをベースに開発した保湿クリーム。マルティナ サルビアクリーム 50ml 3,700円/おもちゃ箱

 

有機栽培で育てられた植物や、野生植物のエキスは、実は肌効果がパワフル。植物=肌にやさしい、というイメージがありますが、ドイツをはじめとするヨーロッパでは伝統的な自然療法から、病気を治すために薬効植物を用いることが多く、それだけに肌に効かせるべく開発されています。

いずれも日本国内でも購入できるブランドのため、ドイツが誇る“オーガニックの実力”はこれらのコスメから体験してみるのもおすすめです。

ドイツ・ベルリンで体験した「オーガニックな食卓」前編

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今年5月の大型連休は、ドイツ・ベルリンで過ごしました。ベルリンの滞在は、去年の年末年始に続いて2回目。前回はホテルに滞在していましたが、今回はアパートメントを借りて、よりリアルなベルリンを満喫してきました。

 

1週間のベルリン滞在中に訪れたかったショップが、オーガニックコスメや食材を扱う専門店でした。

ドイツは、世界的に知られているオーガニック認証機関を2つも有している“オーガニック先進国”。ひとつは、自然派化粧品に適用される「BDIH」。もうひとつは、農家や加工業者による“連盟”であり、化粧品だけでなく食品にも適用される「DEMETER(デメター)」です。

この2種類の認証が発足したのは、それぞれ1996年と1924年。当時は有機食品や化粧品への意識が高い人たちから認知されていた程度だったそうですが、2001年にドイツの「統一有機マーク」である、緑色のBIOマークが導入されたことをきっかけに、ドイツ全土でオーガニック食品や化粧品がトレンドに。

このBIOマークの登場で、それまで農家や専門店が扱っていた有機食品が、一般スーパーにも導入されることになり、加えて、有機食品・化粧品を扱う専門店の店舗も大型化していきました。


ドイツ全土にオーガニック専門店を展開する「アルナトゥーラ」や、「ビオカンパニー」など、滞在したアパートメントの近くにも、複数の有機食品専門店を見つけられるほど、いまでは生活に密着した存在になっています。

これらのショップでは新鮮な野菜はもちろんのこと、バゲッドなスイーツなどのペストリーやジャムから、グミやチョコレートなどのちょっとしたお菓子までズラリそろい踏み。

 

アパートメントでの朝食は、毎朝、このスーパーで調達。甘みたっぷりのトマトやフルーツ、エネルギーが詰まってそうな卵料理など、“オーガニックな食卓”を楽しむことができました。

ただ、オーガニック製品が一般的なスーパーでも手に入るようになったことから、現在は消費者の間で、その製品が本当にオーガニック栽培されているのか、という猜疑心が芽生え始めているそう。

その点から、信頼できるオーガニック専門店を見つけたり、生産者の顔が見える農家から直接購入するなど、オーガニックの品質や信憑性を求める声も増えてきているといいます。

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