美白美容液じゃない、“注目の効く美白”3選

新作の美白コスメが続々と発売される3月。すでに美容誌やWEBでも美白特集が組まれているので、主力製品の美白美容液の新作情報はすでに入手しているかもしれません。そこで、今回は美容液以外の新作美白をピックアップ。脇役とは言わせない、力作が揃っています。

 

まず、美白化粧水でピックアップしたのは、富士フイルム アスタリフト ホワイトの新作化粧水。ここ数シーズンの富士フィルムの美白研究に対する情熱はとても熱く、今作でも新知見&新・美白有用成分の配合という2つのハードル超えを達成しています。

 

新知見というのは、“消えないくすみは、実は真皮層のくすみだった”こと。これまでは「おそらく、そうであろう」と考えられていたことを、フィルム技術で培った独自解析システムを開発することで、皮膚の深部である真皮層をヒトの肌で初めてカラーで可視化(視覚情報化)。肌内部の画像として詳細に確認したことで、くすみの分布やメカニズムを、より詳細に把握することができたのです。

 

そして、その真皮ぐすみに対応するのが、お米に含まれる成分、フェルラ酸であることを発見。このフェルラ酸に、従来の美白有用成分、ナノAMAを組み合わせたことで、シミもくすみもクリアにするという新しい効果を発揮します。新知見→それに対応する成分の配合、をスピーディに実現したことに拍手です。

 

アスタリフトホワイトブライトローション 130ml 3,800円/
富士フイルム(3月1日発売)

 

 

続いて紹介するのは、あらゆる環境汚染から白肌を守る、SK-Ⅱの高機能日やけ止めです。

 

いま、日やけ止めは紫外線に限らず、さまざまな外的刺激をブロックするよう進化していますが、SK-Ⅱの日やけ止めは、紫外線、赤外線、大気汚染と、環境汚染の3大要因をブロック

 

しかも、濃縮ピテラを含む複合成分を配合していることで、肌を守りつつも、その内側ではSK-Ⅱならではのスキンケア効果を発揮。紫外線を浴びた肌のキメを整えて、明るくするようなアプローチを目指しました。

 

加えて、特筆すべきがテクスチャー。充分な日やけ止め効果を維持しながら、スキンケア乳液のように軽いテクスチャーで、肌にピタッと密着。日やけ止め特有の塗布感や密閉感、きしみがまったくないことは感動モノ。

 

しかも、下地効果もあるので、ご近所メイクであれば、スキンケア後はこちらを塗って、ブラシでパウダーをささっとのせるだけで充分。このさっぱりとしたつけ心地は新感覚です。

 

アトモスフィア エアリー ライト UVエマルジョン SPF30・PA+++ 30g
7,500円(美肌百貨調べ)/SK-Ⅱ

 

3つめに紹介するのは、ポーラが発売する“飲む美白ドリンク”です。

 

美白シリーズのホワイトショットシリーズから発売されるドリンクは、“体内から透明感を育む”がコンセプト。化粧品で表皮細胞内のメラニンを散らして、色ムラをなくす機能がある成分、サフラワーQを配合しているほか、美白効果が期待できるポーラ独自成分を計3種も配合

 

製品発表会では、10日間飲用した女性の肌変化が限定公開されましたが、うなじの部分や腕の日やけなどが明らかにクリアになっていたことが衝撃!

 

もちろん個人差はあるものの、やはり飲用だけあって、美白成分が体内を駆け巡るために、くまなく効くのだろうと、改めてドリンクの高い作用を実感。10本で5,800円と少し値は張りますが、“効くサプリメント”と考えて、美白美容液と併用してほしい製品です。

ホワイトショット インナーロック リキッドIX 30ml×10本
¥5,800/ポーラ(5月1日発売)

 

ベースメイクの春トレンド! “メイクレス”とは?

WWDビューティ1/19日号の「2017春夏新色&ファンデーション」特集で、新作ファンデーションのトレンドを紹介しましたが、今回のページに載せきれなかったトレンドがあります。

それは“メイクレスな肌”。つまり、まるでファンデーションを塗っていないような美肌をつくるファンデーション、という(笑)、なんだか矛盾する表現ではありますが、つまりは粉っぽさや塗布感がないのに肌トラブルはカバーしている、というベースメイクを意味しています。

特に“メイクレス”を、そのままずばりキャッチコピーとして打ち出しているのが、ソフィーナ プリマヴィスタ。「メイクレスに生きよう!」というコピーとともに、素肌質感のパウダーファンデーションを発売します。
そもそもベースメイクの不自然な仕上がりは、白浮きや青白さといった光沢感塗りムラが大きな要因であることに着目。その点をクリアするべく、なんと8年もの歳月を費やして自然な光沢感を実現する粉体技術を開発し、さらには肌の凹凸もなめらかにのるスキンフィット処方という新技術を設計。

これらの技術を配合したことによって、肌の血色感やなめらかさを尊重した上質な仕上がりを可能にしました。メーカー側も「ソフィーナ技術の集大成」と断言するほどの入魂のベースメイクです。

ソフィーナ プリマヴィスタ きれいな素肌質感パウダーファンデーション
SPF25・PA++ ¥3,800/花王(2月21日発売)

続いて紹介するのは、資生堂の新しいリキッドファンデーション。こちらは“肌に溶けこむようにシンクロしつつ、つやを与える”ことが特長。

ファンデーションをつけた朝はフレッシュな印象なのに、夕方になるとくすんでしまう、という弱点を改善するべく、1日の肌変化に応じて、光をコントロールするという、“モニタリング”のようなハイテクな機能をもつパウダーを新開発。皮脂が少ない時は強いつやを放ち、皮脂が多ければ光を拡散させることで、常にみずみずしいつやを持続させることを実現しました。

また、肌色をシンクロさせるために、発色やカバー力、光拡散にも最新技術を応用して、肌色を透かしながら補正するという効果も発揮。ネーミング通り、ひとり一人の肌にシンクロする質感を叶えました。資生堂が満を持して世界各国で発売するという力作です。

資生堂 シンクロスキン グロー ルミナイジング フリュイドファンデーション
SPF20・PA++ 30ml ¥5,000/資生堂インターナショナル(3月1日発売)

 

塗布感がないばかりか、つけたての美しい仕上がりを持続させることで、まさに“素肌レベルの美肌”に挑んだ両ブランド。いままでのファンデーションとの違いを、ぜひ肌で体験してみてください。

 

歯と歯肉をエイジングケアする、高機能歯みがき!

カテゴリ:

いまから約20年前、1995年に“芸能人は歯が命”というCMが流行したことから、当時は歯のホワイトニングなどオーラルケアが定着するかと思いましたが、それよりもスキンケアやボディケアに勢いがあったためか、オーラルケアのトレンドはいつの間にか下火に。

ただ、ここ数年で団塊世代が、歯周トラブルの増えるシニア層入りしたことや、その子どもである団塊ジュニアにエイジングケア意識が定着したことがあり、いま再びオーラルケアに注目が集まっています。

特に注目したいのは歯みがきペースト。以前は大手ブランドの独占市場でしたが、オーガニックやナチュラルブームから天然由来成分を使ったタイプや、歯周病や知覚過敏など歯周トラブルにフォーカスしたものが登場。さまざまな機能性歯みがきが登場しており、活況を呈しています。今回は、そんな高機能歯みがきのなかでも2つのブランドを紹介しましょう。

ひとつめは、冒頭の“芸能人は歯が命”のCMでもおなじみのアパガードから発売されている通販専用のプレミアムタイプ、アパガードロイヤルです。

アパガードには、歯の主成分とほぼ同等で、リンとカルシウムから構成されるミネラル成分“薬用ハイドロキシアパタイト”を配合しているのが特長。この成分の凄い点は、歯の表面にあるミクロの傷を修復してなめらかにしたり、エナメル質から溶け出したミネラルを補給することで初期むし歯を再石灰化してしまうことにあります。つまり、使い続けることで歯が丈夫になり、その結果、歯が内側から白くなるということ。

そして、このアパガードロイヤルには市販品の2倍の薬用ハイドロキシアパタイトを配合。いわば“プロ仕様の歯みがき”といった存在感で、より歯を強化することができます。こちらを導入しているクリニックの歯科医師からは「ホワイトニング用マウスピースを持っている場合はこのペーストをホワイトニング剤代わりに使える」という裏技的な提案も。「薬用成分の効果をさらに享受できる」ということで、さっそく私も実践しています。

続いてご紹介するのは、化粧品会社のメナードが発売した高機能歯みがきです。メナードが開発しただけあり、そのコンセプトは徹底的にエイジングケア発想で構成されていることがポイント。

歯周病や虫歯の発生・進行を予防する薬用成分を配合していることはもちろん、新たに口内環境を整える独自成分を開発。ラフマ、ジュンサイ、オオムギの3種の植物から抽出した成分により、衰えつつある歯肉に活力を与えて、健康的な歯肉へと導いていきます。

風味はペパーミントタイプですが、清涼感が強すぎず、どの世代にも受け入れられる上品な爽快感。パッケージも美白コスメのようで、化粧品会社らしい製品に仕上がっていま

口もとの印象は清潔感を大きく左右する要素。年齢を重ねても黄ばみのない歯を維持するためにも、スキンケア同様にオーラルケアもいまから注力しましょう。

左・アパガードロイヤル 135g 3000円/サンギ(通販専用製品)

右・薬用デントバランス 医薬部外品 125g 2,800円/メナード

 

2017春夏新色・“進化系・血色チーク”でますます美人な表情!

冬がはじまったばかりですが、美容業界ではすでに2017年春夏新色のお披露目会がひと段落。来春のトレンドも見えてきました。

その詳細は、WWDビューティ1/15発売号でお伝えしますが、新色のなかでも「ひとつ加えただけで美人顔になる」とイチオシしたいのが“進化系・血色チーク”です。

“進化系・血色チーク”とは、従来の血色系チークの弱点だった点が改善されている新作のこと。たとえば、クリームタイプでありながら、頬にのせた後はパウダー状になり、色もちが向上したり、発色の濃淡がより自然に表現できるようになったりと、使いやすく進化を遂げているもの

。なかでもスターアイテムとしてピックアップしたのが、3ブランドの新作チークです。

まず、イヴ・サンローラン・ボーテから発売されるデュオスティック状のバームタイプをご紹介。こちらは血色を表現した2色のカラーがひとつになっており、単色でもグラデーションでも使えるという斬新な形状がポイント。しかも、チークにもリップとしても使えるので、化粧直しで“華やかさ”を加えたい時もこれひとつで完了します。

テクスチャーは濡れ感のあるバーム状ながら、仕上がりはマットな質感になるため化粧もちも改善。血色感と化粧持ちをクリアしたハイブリッドなアイテムです。

 

ベビードール キッス&ブラッシュ デュオスティック 全5色 5,200円
/イヴ・サンローラン・ボーテ(2017年1月4日発売)

 

続いて紹介するのは、クレ・ド・ポー ボーテの新作チーク、ブラッシュクレームです。こちらは、3種のオイルをバランスよく配合したことで、みずみずしい血色感と立体感を生み出せるクリームチーク。しかも、サンローラン同様に仕上がりはさらさらな質感に整うので、化粧もちも向上。きれいな発色が長時間続きます。

加えて、ぜひ併用したいのがチークブラシのパンソー。頬をなでるようにやさしく塗布するだけで、プロが手掛けたようなチークがのることに感激! チークが苦手、濃くなったり薄くなったりしてしまう…といったチーク悩みを解消してくれます。メイクの仕上がりは道具により左右するもの。メイク初心者にこそ使ってほしいブラシです。

 

クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュクレーム 全4色 4,500円、
パンソー 4,500円
/資生堂インターナショナル(2017年1月21日発売)

 

3つめはキッカのパウダーチーク。キッカは、メイクアップディレクターの吉川康雄さんが「血色チークではなく、血色ファンデ」というように、あくまでもファンデーションの延長として、自然な体温感を目指してきた経緯があります。

今作では既存のパウダーチークの処方技術をさらに進化させ、“顔色をあっためる程度の、ほんのりと優しい仕上がり”を実現。淡くもなく濃くもないというベストなバランスでのせられる処方とブラシを実現しています。色はウォームピーチと青みピンクの2種。アジア人の肌に適した2色、と潔くカラーを絞った点にも吉川さんの男気を感じます。

 

キッカ フローレスグロウ フラッシュブラッシュ パウダー 3,000円、ケース2000円
/カネボウ化粧品(2017年1月18日発売)

 

このように質感も化粧もちも進化しているチーク。だからこそ、「チークが変われば見た目印象が見違える」という美人効果が期待できますよ!